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バイカウツギ(Philadelphus satsumi)の分類 Hydrangeaceae
バイカウツギ(Philadelphus satsumi)の概要 Philadelphus

バイカウツギ(Philadelphus satsumi)

【 学名 】
Philadelphus satsumi Siebold ex Lindl. & Paxt.

基本情報

草丈・樹高

・樹高:1~3 m

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最終更新日:2020-05-12 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、落葉低木

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花期

5~6月

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分布

本州、四国、九州に分布する。

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学名の解説

属名は、古代ギリシアにおいて、同定できていない植物の総称に使われた。種小名 satsumi は薩摩(九州)産の、の意味。

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和名の解説

和名はウメの花に似ていることから。

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別名・方言名

サツマウツギ、フスマウツギ

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分類学的位置付け

ユキノシタ科 バイカウツギ属

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花言葉

思い出

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人間との関係

野趣のある花木として庭園、公園に観賞用として植えられる。香水や香料茶の原料ともなる。

古くから南ヨーロッパで栽培され、原産地不明とされてきたが、日本のバイカウツギを輸入したものと考えられる。

季題は「春」。

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形態

葉の形質

葉は対生、短柄で、葉身は長卵形または楕円形で、葉先は長鋭尖である。長さ 5~8 ㎝、幅 2~3.5 ㎝。

葉縁には細かいきょ歯が粗生する。5脈が目立つ。上面には細毛が粗生する。

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茎(幹)の形質

幹は叉状に分枝し、そう状に生ずる。若枝には微毛がある。2年枝は褐色。

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花の形質

枝端に総状集散花序をつける。花は白色で少し香気があり、花弁は4片、がく片は4個で卵形をしている。

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果実の形質

果実は10月に成熟し、倒円錐形である。

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種子の形質

種子は線形で褐色。

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似ている種 (間違えやすい種)

モックオレンジ

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生態

生育環境

低山帯の向陽地に自生する。

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その他生態

繫殖は実生、さし木による。実生は秋に採種し、乾燥、常温貯蔵し、春に播種する。樹は強健で、生長は早い。

株立ち状で自然に生育し樹形が整うので、せん定の必要はない。施肥を必要とする場合は春に固形肥料などを施す。

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種・分類一覧