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ミツバツツジ(Rhododendron dilatatum)の分類 Ericaceae
ミツバツツジ(Rhododendron dilatatum)の概要 Rhododendron

ミツバツツジ(Rhododendron dilatatum)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Rhododendron dilatatum Miq.

基本情報

草丈・樹高

・樹高:1~2 m

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最終更新日:2020-05-12 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、落葉低木

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花期

3~4月

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分布

本州の関東、中部、東海、近畿の各地方の山地に分布する。

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学名の解説

種小名 dilatatum は拡張した、の意味。

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亜種・変種・品種

トサノミツバツツジ、ハヤトミツバツツジ

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分類学的位置付け

ツツジ科 ツツジ属

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人間との関係

観賞用として庭に植栽する。

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形態

葉の形質

葉は枝先に3個輪生し、菱形状広卵形でながさ 4~7 ㎝、幅 3~5 ㎝、先端はとがり、基部は広いくさび形。

質はやや堅く、両面に腺点があるが無毛。葉柄は長さ 0.5~1.5 ㎝で無毛。

若葉の頃は裏面に巻き込み、両面に腺毛があって粘るが、のちに無毛となる。

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茎(幹)の形質

樹皮は灰褐色を帯びる。枝は互生し数個輪状に出る。

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花の形質

花は葉に先立って頂生の混芽から1~3個の紅紫色の花をつける。

花柄は長さ 0.5~2 ㎝で短い腺毛が生え、基部には早落性の褐色の芽鱗が数個重なり合ってつく。がくはごく短く皿状で、縁に腺毛がある。

花冠は広い漏斗状で、先は中ほどから5裂し、径 3~4 ㎝。

雄しべは5個で花糸は無毛。花柱は雄しべより長く、先は上方に曲がり無毛。子房には密に腺毛がはえる。

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果実の形質

さく果はゆがんだ卵状円柱形で長さ 1~1.2 ㎝、短い腺毛がはえる。

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芽生え・幼木の形質

頂生の混芽は長卵形で先端はとがり、長さ 1~1.3 ㎝で16個前後の芽鱗に包まれる。

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生態

生育環境

山地に自生する。弱酸性の火山灰土を好む。

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その他生態

繫殖は実生による。さし木は難しい。

せん定は若芽のうちに弱く行う。移植は芽の出ないうちがよい。

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種・分類一覧