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- ミツバツツジ(Rhododendron dilatatum)について
ミツバツツジ(Rhododendron dilatatum)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Rhododendron dilatatum Miq.
目次
基本情報
形態
- 葉の形質
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葉は枝先に3個輪生し、菱形状広卵形でながさ 4~7 ㎝、幅 3~5 ㎝、先端はとがり、基部は広いくさび形。
質はやや堅く、両面に腺点があるが無毛。葉柄は長さ 0.5~1.5 ㎝で無毛。
若葉の頃は裏面に巻き込み、両面に腺毛があって粘るが、のちに無毛となる。
参考文献
最終更新日:2020-05-12 キノボリトカゲ
- 花の形質
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花は葉に先立って頂生の混芽から1~3個の紅紫色の花をつける。
花柄は長さ 0.5~2 ㎝で短い腺毛が生え、基部には早落性の褐色の芽鱗が数個重なり合ってつく。がくはごく短く皿状で、縁に腺毛がある。
花冠は広い漏斗状で、先は中ほどから5裂し、径 3~4 ㎝。
雄しべは5個で花糸は無毛。花柱は雄しべより長く、先は上方に曲がり無毛。子房には密に腺毛がはえる。
参考文献
最終更新日:2020-05-12 キノボリトカゲ