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- テイカカズラ(Trachelospermum asiaticum)について
テイカカズラ(Trachelospermum asiaticum)
- 【 学名 】
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Trachelospermum asiaticum (Sieb. & Zucc.) Nakai
目次
基本情報
- 学名の解説
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属名は「頸 tracheros 」+「種子 sperma」で、種子がくびれている意味だが、実際とは合わない。
種小名 asiaticum はアジアの、の意味。
参考文献
最終更新日:2020-04-30 キノボリトカゲ
- 和名の解説
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①定家の墓にまとう葛の意味で、謡曲『定家』に由来。
②テイカ(庭下)の葛の意味から。
③藤原定家の墓にはえたからという伝説から。
参考文献
最終更新日:2020-04-30 キノボリトカゲ
- 別名・方言名
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マサキノカズラ、チョウジカズラ、セキダカズラ(葉が小形のものを雪駄にたとえていう)/ツタゴカミ(福島)、ウルシ(千葉)、マサキ(東京・八丈島、三宅島)、シオカイ(高知)、ゼニカズラ(熊本、大分、鹿児島)
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- 人間との関係
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地被材料として群面緑化や袖垣、柵ににからませたり、盆栽、鉢物、生垣にもちいる。
茎、葉を乾燥したものを漢方で絡石といい、解熱・強壮剤として使用する。
季題は「秋」。「朝鳥に定家かづらも香をおくる 秋櫻子」の句がある。
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形態
- 葉の形質
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葉は対生で、長楕円形または狭長楕円形で、長さは成木で 3~7 ㎝、幅 1.2~2.5 ㎝。
革質で濃緑色であるが、幼木では長さ 1~2 ㎝と小形であり、変異が多い。
参考文献
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- 花の形質
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花は頂生またはえき生し、集散花序をつけ、花は初め白色であるが、のちに淡黄色花に変ずる。
香りがある。花冠上部は5裂し径約 2 ㎝。
参考文献
最終更新日:2020-04-30 キノボリトカゲ
生態
- その他生態
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繫殖はさし木、実生による。実生は細長い種子を取り出し、乾燥保存し、春に播種する。
一般には自由に伸長させるが、つるがよくのびるので、ときにせん定を行って形を整えてやる。
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最終更新日:2020-04-30 キノボリトカゲ