- 解説一覧
- トウヒ(Picea jezoensis subsp. hondoensis)について
トウヒ(Picea jezoensis subsp. hondoensis)
- 【 学名 】
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Picea jezoensis subsp. hondoensis (Mayr) P.A. Schmidt
目次
基本情報
- 別名・方言名
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トラノオモミ(枝がトラの尾に似ていることから)、シロツガ/トーヒ(群馬)、ヤニギ(埼玉、山梨)、クロマツ(山梨、長野)、アイソ(静岡)、シャラモミ(奈良)
参考文献
最終更新日:2020-07-01 キノボリトカゲ
- 人間との関係
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庭園樹。材は建築、器具、土木用材、船舶、パルプなどに用いられ、またヒノキの代用品として用途が多い。
かつてはモミとともにクリスマスツリーとして重用されたが、最近は葉を落として床を汚すため需要が減っている。
苗が弱く、人工造林にはほとんど成功していない。
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最終更新日:2020-07-01 キノボリトカゲ
形態
- 葉の形質
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葉は枝条に密着し、線形で短く、やや弯曲し、先端は鈍形で、わずかに微凸頭。表面は濃緑色。
裏面は2条の気孔線があって灰白色、長さ 0.7~1.5 cm、幅 0.2~0.22 cm、横断面は扁平で樹脂道は2個表面に接している。
葉枕はエゾマツより主軸に対して寝てつく。
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最終更新日:2020-07-01 キノボリトカゲ
- 果実の形質
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球果は10月に熟し、円柱形、または長楕円形で長さ 3~6 cm、径 2~2.5 cm、初めは帯紅紫色だが、のち熟して緑褐色となる。
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最終更新日:2020-07-01 キノボリトカゲ
- 似ている種 (間違えやすい種)
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オゼトウヒ f. ozeemsis の樹皮は灰褐色で厚く、不規則な鱗片状をなし深い裂け目がある。尾瀬周辺に分布。
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最終更新日:2020-07-01 キノボリトカゲ