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- ヒマラヤスギ(Cedrus deodara)について
ヒマラヤスギ(Cedrus deodara)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Cedrus deodara (Lamb.) G. Don
目次
基本情報
- 学名の解説
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属名はアラビア語の「力 kedron」から出た語で、香のよい木樹木のギリシア名 cedros にちなむ。
種小名は「神木」の意味で、古くから神聖な木とされていることから。
参考文献
最終更新日:2020-04-28 キノボリトカゲ
- 人間との関係
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世界の三大公園樹。
辺材は白色、心材は黄褐色から褐色で特有の臭気がある。耐朽性大で、自生地では建築、器具、造船材などに用いられる。
日本には明治初年頃に渡来。
聖書にも登場するレバノンンシーダーはこの仲間で、ソロモン神殿の建材に使われたと伝えられる。
プリニウスの『博物誌』にはシーダーの樹液を塗布すれば死体を保存できるとあり、エジプトではミイラの腐食防止にこの木を用いたという。
参考文献
最終更新日:2020-04-28 キノボリトカゲ