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テナガザル科(Hylobatidae)の分類 霊長目(Primates)
テナガザル科(Hylobatidae)の概要 Hominoidea

テナガザル科(Hylobatidae)

【 学名 】
Hylobatidae

基本情報

大きさ・重さ

多くの種では
頭胴長:45~65 cm
体重:5.5~6.7 kg

フクロテナガザルは
頭胴長:75~90 cm
体重:約 10.5 kg

全ての種は雄・雌ともにほぼ同じ大きさをしている。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

分布

インドの東端と中国の最南端から、バングラデッシュ、ビルマ、インドシナをへて、マレー半島、スマトラ、ジャワ西部、ボルネオに至る地域に分布する。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

亜種・品種

・フクロテナガザル
学名:Hylobates syndactylus
英名:Siamang
分布:マレー半島、スマトラに分布する。
頭胴長:75~90 cm
体重:10.5 kg
体毛は雄、雌、子ども共に黒い。のど袋は灰色またはピンク。叫び声は、雄は甲高い叫び声、雌は約18秒間続く吠え声を連続的に発する。

・クロテテナガザル
学名:Hylobates concolor
英名:concolor(またはcreasted, white-cheeked)gibbon
分布:ラオス、ベトナム、海南島、中国南部に分布する。
頭胴長:45~60 cm
体重:5.7 kg
体毛は雄は黒く、ほおは白み(あるいは赤み)を帯びている。雌は淡黄色または金色で、黒い斑点を持つものもいる。幼獣は白っぽい。叫び声は、雄は唸り声、キーキーと響く甲高い声、口笛のような声、雌は10秒間ぐらいの次第に音程が高くなる囀りのような声を繰り返す。

・フーロテックテナガザル
学名:Hylobates hoolock
英名:hoolock(またはwhite-browed)gibbon
分布:アッサム、ビルマ、バングラデッシュに分布する。
頭胴長:45~60 cm
体重:雌 5.7 kg 雄 5.6 kg
体毛は雄は黒、雌は金色で頬は暗色、雄、雌ともに眼の上は白い。幼獣は白っぽい。叫び声は雄は高低2音を次第に速度を速めながら発する。雌の音声は雄より低く、雄と交互に発声する。

・クロステナガザル
学名:Hylobates klossi
英名:kloss gibbon(または beeloh)誤ってdwarf gibbon, dwarf siamang と呼ばれることもある。
分布:スマトラ西部のムンタワイ諸島(シベルト島、シボラ島、バガイ諸島の南部と北部)に分布する。
頭胴長:45~60 cm
体重:5.8 kg
体毛は雄、雌、幼獣ともに全身光沢のある黒。叫び声は、雄は震え声を伴う叫び声とうめくような声。雌は高低をつけて、途中でビブラートやブクブクというような声を織り交ぜる。1回は30~45秒。

・ボウシテナガザル
学名:Hylobates pileatus
英名:pileated(または capped)gibbon
分布:タイ南西部、カンボジアに分布する。
頭胴長:45~60 cm
体重:不明
体毛は雄は黒く、手と足は白い。頭にも環状の白い毛がある。雌は銀灰色で、胸、頬、頭頂部は黒い。幼獣は灰色。叫び声は、雄は雌の後に続いてビブラートを交えた高低2音を発する。雌は短いビブラートをきかせた音声を、音程を高めながら発する(18秒間)。

・ミュラーテナガザル
学名:Hylobates muelleri
英名:Muller's(または gray) gibbon
分布:ボルネオのカプアス川以北とバリト川以東に分布する。
頭胴長:45~60 cm
体重:不明
体毛は灰色ないし茶色、頭頂と胸は暗色(とくに雌)。雄の顔のまわりには(不完全な)環状の淡色の毛が生えている。叫び声は、雄は単発の叫び声。雌の声はボウシテナガザルに似ているが、より短い(10~15秒)。

・ワウワウテナガザル
学名:Hylobates moloch
英名:Moloch(または silvery)gobbon
分布:ジャワ西部に分布する。
頭胴長:45~60 cm
体重:5.9 kg
体毛は雄、雌、老若ともに銀灰色。頭頂部と胸は暗色。叫び声は、雄は単調な叫び声。雌は初めシロテテナガザルに似るが、短いビブラートで終わる(14秒間)。

・アジルテナガザル
学名:Hylobates agile
英名:agile gibbon
分布:マレー半島、スマトラ、ボルネオ南西部に分布する。
頭胴長:45~60 cm
体重:5.9 kg
体毛は変異に富む。金色を交えた明るい淡黄色、赤ないし茶色、赤と茶のぶち、雄は眼の上と頬が白いが、雌は眼の上のみ白いものがある。叫び声は、雄は高低2音の叫び声。雌は軽快な音声で、次第に音程が高くなり、クライマックスで安定する。ワウワウテナガザルのものより短い。

・シロテテナガザル
学名:Hylobates lar
英名:lar(またはwhite-handed, common)gibbon
分布:タイ、マレー半島、スマトラ北部に分布する。
頭胴長:45~60 cm
体重:雌 5.3 kg 雄 5.7 kg
体毛は変異に富む。タイでは黒または淡黄色。顔の周囲、手、足が白い。マレー半島では茶褐色ないし赤、淡黄色。叫び声は、雄は単調な震え声を交えた叫び声。雌はワウワウテナガザルより長く、クライマックスになると震える。長さは、タイでは18秒間、マレー半島では21秒間、スマトラでは14~17秒間。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

人間との関係

多様性と個体数の多さという点では、テナガザルは類人猿の中で、もっとも成功をおさめたグループだといえる。

テナガザル類は木登りがうまく、主に果実食だった祖先から過去100万年の間に多様な分化を遂げ、東南アジアの森林地域全域にその分布を広げてきた。その間ずっと食物を採るために枝からぶら下がったり、森林の樹冠部をぬうように腕わたりすることができるように、ほぼ同じような体形と大きさを保ち続けてきた(ただし、フクロテナガザルだけは体が大きくなった)。

更新世(200万年前~1万年前)の間におこった海水面の高さの変化によって、スンダ大陸棚が何回にもわたっていくつもの部分に分割され、それぞれが孤立したことが、現在みられるようなテナガザルの多くの種の分化を促したのである。

テナガザルの祖先が東南アジアに到達したのは約100万年前のことのようで、そこで南西部、北東部、及び東部の3グループに分かれ、それぞれが隔離されたと考えられる(氷河期の初期にはアジア本土には住めなかったであろう)。これらの孤立した3系統は、それぞれフクロテナガザル、クロテテナガザル、およびそのほかの種になった。

続いてもっとも大きな変化が東部のグループの中で起こり、間氷期の間にアジア本土に向かって分布域を広げながら、まずフーロックテナガザルを産みだした(西寄りの地域ではクロテテナガザルが分化した)。次いでボウシテナガザル、そして最後の氷河期の頃に、テナガザルの分化の最終段階として、アジルテナガザルとシロテテナガザルが現れ、同時期にボルネオではミュラーテナガザル、ジャワではワウワウテナガザルが分化した。

テナガザルの分布域は歴史時代になってから南に押し込められたようで、中国の文献には、1000年前には黄河の北にまで住んでいたという記述がある。奇妙なことに、分布域の北部では、雄は主として黒、雌は淡黄色か灰色というように、体毛の色に性差があるが、南西部にいくと雄・雌ともに黒い。分布域の中央部では体毛の色は変異に富み、東にいくにつれて灰色が勝ってくる。

1975年の推定では、テナガザルの生息数は約400万頭であった。もしこのままの勢いで森林の伐採が続けられると(今でもまだ低下の兆候をほとんど見せていない)、1990年までにはその84%が消滅して、約60万頭にまで減ってしまい、わずかにフクロテナガザル、アジルテナガザル、シロテテナガザルの4種だけが生存に必要な個体数を維持できるだろうということであった。現在でも、伐採により毎年何千頭ものテナガザル(動物全体では何百万頭も)が生活の場を奪われ、死に追いやられているのである。

まず緊急になすべきことは、それぞれの種や亜種が必要とする環境条件を全て満たす広さの地域を保護することである。長い目で見れば、多雨林は伐採するよりも保護する方が、経済的側面だけでも、人類により大きな利益をもたらすだろう。

もう1つの緊急課題は、生活の場を奪われた個体を集め、テナガザルの棲んでいない森林に放すか、あるいはその種自身やその保護に役立つ栄養や生殖についての研究のため、教育のため、そしてもし絶対に必要なものなのであれば、人間にとってだけでなく、テナガザルの飼育管理にとっても有益な医学的研究のための繁殖センターを、できればテナガザルの原産国に設立し、そこに供給することである。

テナガザルは尾をもたないこと、直立姿勢をとること、知的な表情を見せることなど、ヒトに似た点を持つため、森林に棲む人々の社会では特別な地位が与えられている。テナガザルはそのような人々から狩猟の対象にされることはなく、逆に両者に共通の住処である森林の精霊として保護されている。このような東洋の国に、動くものなら何でも撃つというハンターがやってきたのは、ごく最近のことであるが、幸いなことに、テナガザルはハンターにとって大変捕らえにくい生き物である。

森の人々にとってテナガザルは有害な動物でも、病気の伝播者でもない。全ての生き物の生存を脅かしているのは、東南アジアのジャングルの木を伐採してしまおうとする人間なのである。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

形態

成獣の形質

成獣のテナガザルは、雄も雌もほぼ同大である。

比較的小型のほっそりした優美な体で、その腕は大変長く、足も一般に想像されているよりは長い。体毛は密生している。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

生態

生息環境

熱帯多雨林(東南アジア)と半落葉性のモンスーン林(アジア本土)に生息する。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

食性

一般にテナガザルは、少量ずつ散在する多肉質の果実を好んで食べるが、そのため、ほかの霊長類よりも鳥やリスと食物を巡る激しい競争を演じることになる。類人猿以外のサルは大きな群れを作って採食し、未熟な果実でもよく消化できるのに対し、テナガザルはよく熟れた果実だけを選ぶ。かなりの量の若葉と、少量の無脊椎動物も食べるが後者は主要な動物性たんぱく源である。

テナガザルは1日に9~10時間活動するが、そのうち約35%を採食(そして約24%を移動)に費やしている。一般に採食時間の約65%が果実を食べることに、30%が若葉を食べることに当てられているのだが、フクロテナガザルとクロステナガザルは例外である。

前者は44%を果実食に、45%を葉食に当てており、後者は72%を果実食に、25%を動物性食物の採食に当て、葉はほとんど食べない。それぞれの種が採る食物中で葉が占める割合が大きくなるほど、臼歯とその噛み合わせ面は大きい。

テナガザルの胃は単純な形をしているが、盲腸と結腸が大きく、大量に食べる葉をよく消化(あるいは発酵さえ)することができるようになっている。果実を採るときには、たとえそれが小さくても、手の親指と人差し指をぴったり向かい合わせてつまみ採る。未熟なものの熟成も促進される。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

生殖行動

交尾は、雌が枝の上にうずくまり、その後ろから雄が乗りかかるような姿勢をとることが多いのだが、ときには雄と雌が対面し合って行うこともある。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

出産

妊娠期間は7~8ヵ月、子どもは生後1年と少しで離乳する。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

子育て

フクロテナガザルの成獣の雄は、ほかの種の雄に比べると異常なほど熱心に子どもの世話をやき、雄が雌に代わって生後約1年を経た子どもの日常的な世話をやくようになる。そして子どもが(生後3年目までに)独立するときは、雄のもとを去る。

子どもは雄も雌も集団の中で社会的な交渉を持つことは比較的少ないが、生後6年目ぐらいまでに性的に成熟すると、兄弟姉妹どうしは仲良く、父親とは場合によっては仲良くも攻撃的にもつき合い、そして母親を避けるようになる。

8歳頃までには社会的にも完全に成熟し、父親との争いによって集団からの離脱が促される。

参考文献

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

特徴的な行動

見事な腕わたり(ブラキエーション)によって移動し、しばしば背筋をまっすぐ伸ばし、直立姿勢をとるが、この2つの能力は、特有のぶらさがり行動を行うための重要な前提条件になっている。

よく通る大きく複雑な叫び声を決まったやり方で発するが、それは東南アジアのジャングルの喜びと悲しみを表現しているようにも聞こえる。ふつうはデュエットで歌われるこの美しい叫び声は、雌雄の絆を深め、維持するのに、あるいは一夫一妻的な家族的集団が自分のなわばりを防衛するのに役立っている。

一夫一妻的な集団、なわばり性、果実食、ぶらさがり行動、手の込んだ歌などの特徴は、霊長類の中でもユニークである。

もっともドラマチックで、エネルギー消費という点で最も無駄の多い社会行動は、歌うような叫び声をあげることで、たいていは成獣の雄と雌が一緒に行う。この行動は、家族集団の間でのなわばり宣言と防衛活動の手段であると解釈されることが多いが、最近では、雄と雌の間の絆の形成だけでなく、それを維持し強化するという点で、この叫び合いは極めて重要な役割を果たしているという証拠が次第に増えてきている。

テナガザルのほとんどの種が行う手の込んだデュエットは、平均して1日に15分間ほど聞かれるが、頻度は1日に2回から5日に1回までと、種によって、あるいは果実の実り具合、番の性的状態、社会変動などの要因によって変わることがある。

クロステナガザルはデュエットで歌うことはないし、多分ワウワウテナガザルもそうであろう。しかし、クロステナガザルの雌は、聞くものを驚かせるほどの大きな叫び声を持っており、クロステナガザル、シロテテナガザル、アジルテナガザル、ボウシテナガザルの雄たちは、夜明け頃からその直前に、ソロを歌うし、多分ワウワウテナガザルの雄もそうであろう。

〈群れがここにいるぞ、自分たちの棲んでいるところは断固守るぞ〉というこの叫び声による宣言は、ほとんど毎日のようになされるが、隣接した集団同士が5日に1回ぐらいの割合で、なわばりの境界付近で出会って向かい合った場合には、著しく激しくなる(1回あたり平均35分間)。

もっとも、なわばりの防衛行動は、その程度によって5段階に分けられそうである。すなわち、もっとも穏やかなのは、なわばり中央からの叫び声であり、次いでなわばり境界部での叫び声、境界を挟んでの向かい合い、雄による境界を越えての追撃といった行動があり、もっとも激しいのは、ごくまれにしか起こらないが、雄同士の直接的な闘争である。

テナガザル類の歌うような叫び声には、ほとんどの種に共通する基本的なパターンがある。まず最初は雄と雌(及び子ども)によるウォーミングアップであり、次いで雄と雌の仕草と声を合わせた叫びと、雌による大きな叫び声とが交互に繰り返される。雌が大きな叫び声を発するとき、たいてい雄も何らかの声をあげ、少なくともその最後では声を合わせて歌い終わる。

大型類人猿よりも上手に二足歩行をし、しかも地上に降りたときだけではなく、しっかりとした足場さえあれば、樹上でも二足歩行を行う。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

その他生態

家族集団の成獣の番は、ふつう2~3年ごとに1頭の子どもを産み、集団には2頭の子どもがいる例が最も多いが、4頭もの子どもがいる集団もまれにある。そのため、交尾はあまり見られない。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

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関連情報

その他

テナガザルのそれぞれの種は、体毛、とくに顔の周囲を縁取っている毛の色によっては、年齢や性別さえも見分けられる。

一部の種では、のど袋がよく発達し、叫び声を増幅する共鳴箱のような働きをしている。こうしてあげる叫び声、とくに雌の叫び声は、種を判別するためのもっとも簡便な手段の1つである。

叫び声も種の判別に用いることができる。

参考文献

  • D. J. チヴァーズ 1986 テナガザル, A.F.リチャード(著) 伊谷純一郎(監修) D.W.マクドナルド(編) 動物大百科3 霊長類. 平凡社. pp. 122-127.

最終更新日:2020-07-01 ハリリセンボン

種・分類一覧