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ハグロシロハラミズナギドリ(Pterodroma nigripennis)の分類 ミズナギドリ科(Procellariidae)
ハグロシロハラミズナギドリ(Pterodroma nigripennis)の概要 シロハラミズナギドリ属(Pterodroma)

ハグロシロハラミズナギドリ(Pterodroma nigripennis)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Pterodroma nigripennis (Rothschild, 1893)

基本情報

大きさ・重さ

・全長:約 30 cm

参考文献

最終更新日:2020-09-03 キノボリトカゲ

分布

ニュージーランド、オーストラリア大陸東部、メラネシアなどの南半球亜熱帯の島々で繁殖する。

6~7月にかけて北太平洋に飛来し、8~9月に本州南東海域に多数分布する(田中ほか, 1985)。

日本国内では迷鳥として、1980年9月に北海道函館市で台風通過後に1羽拾得された。

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最終更新日:2020-09-03 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

ミズナギドリ目 ミズナギドリ科

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最終更新日:2020-09-03 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

頭頂から上面にかけては灰色。下面は白色で、胸の両側には上面の灰色部がのびる。

翼上面は茶色で初列風切・大雨覆から腰にかけて黒っぽいM字形をつくる。翼下面は白色に黒の幅広い縁取りがある。

参考文献

最終更新日:2020-09-03 キノボリトカゲ

生態

食性

水中に飛び込んだり、水面を泳いで、主に甲殻類、魚類、プランクトンを食べる。

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最終更新日:2020-09-03 キノボリトカゲ

特徴的な行動

集団で繁殖する。岩の隙間や土中に穴を掘って巣とし、1卵を産む(Mararchant & Higgins, 1990)。

参考文献

最終更新日:2020-09-03 キノボリトカゲ

その他生態

飛行は急速で力強く、大きな弧を描いて降下・上昇、旋回をする。

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最終更新日:2020-09-03 キノボリトカゲ

種・分類一覧