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ハシブトゴイ(Nycticorax caledonicus)の分類 サギ科(Ardeidae)
ハシブトゴイ(Nycticorax caledonicus)の概要 ゴイサギ属(Nycticorax)

ハシブトゴイ(Nycticorax caledonicus)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Nycticorax caledonicus (Gmelin, 1789)

基本情報

大きさ・重さ

・全長:約 55~59 cm

参考文献

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

分布

基産地は New Caledonis。フィリピン・ボルネオ・セレベス・パラオ群島・カロリン群島(トラック島)・小笠原諸島・ソロモン群島・Ne Britain島・Duke of York諸島・オーストラリア(北部および東部)・ニュージーランドおよびNew Caledoniaに分布する。

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最終更新日:2020-09-30 キノボリトカゲ

亜種・品種

フィリピン・ボルネオ島・スラウェシ島(N. c. manillensis)、パラオ諸島・カロリン諸島(N. c. pelewensis)、ソロモン諸島・ビスマーク諸島(N. c. mandibularis)、ニューカレドニア(N. c. caledonicus)、オーストラリア・インドネシア・ニューギニア(N. c. hilli)などに分布する。小笠原諸島の亜種ハシブトゴイ(オガサワラハシブトゴイ)N. c. crassirostris は亜種 N. c. hilli に近く、1827年、28年、89年に採集された3標本が知られるのみで絶滅したと考えられる。

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最終更新日:2020-09-30 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

コウノトリ目 サギ科

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最終更新日:2020-09-30 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

頭頂から頸は黒く、後頭に2本の白くて長い飾羽がある。顔は淡栗色で眉斑は白い。

上面は栗茶色、下面は白色であるが、前頸と上胸はやや栗色をおびる。眼先は明るい黄緑色。足は淡黄色で、繁殖期には明るい桃色を帯びる。

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幼鳥の形質

全身に縦斑があり、翼は星模様。ササゴイの幼鳥に似る。

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卵の形質

淡緑色で無斑紋の卵。

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生態

生息環境

淡水湿地や海岸、その周辺の樹林など。池のある公園などでも見られる。

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最終更新日:2020-09-30 キノボリトカゲ

食性

水辺から離れた環境で小型のコウモリを捕っていることもある。

またトラック島のヤシ林の中でネズミや、原住民の家鳥の雛を食べたりする場面も目撃されている。

ほかにも小魚を食べることもあるという。

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鳴き声

鳴き声はゴイサギに似るが、やや高い。

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特徴的な行動

夜行性で日中は地上で休む。単独でいることが多いが、ねぐらでは複数集まっている。

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その他生態

寒さにはかなり強いという。

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最終更新日:2020-09-30 キノボリトカゲ

種・分類一覧