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タカサゴクロサギ(Dupetor flavicollis)の分類 サギ科(Ardeidae)
タカサゴクロサギ(Dupetor flavicollis)の概要 Dupetor

タカサゴクロサギ(Dupetor flavicollis)

【 学名 】
Dupetor flavicollis (Latham, 1790)

基本情報

大きさ・重さ

・全長:55~66 cm
・翼開長:73~80 cm

参考文献

  • 中村雅彦 1995 タカサゴクロサギ, 中村雅彦、中村登流(著) 原色日本野鳥生態図鑑:水鳥編. 保育社. 56.

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

分布

東洋区、オーストラリア区。南方系の種で、インド、ネパール、スリランカ、中国大陸中南部、東南アジアの諸島、フィリピン、オーストラリア大陸およびソロモン諸島に分布する。日本ではめったに見ることのない迷鳥である。

参考文献

  • 中村雅彦 1995 タカサゴクロサギ, 中村雅彦、中村登流(著) 原色日本野鳥生態図鑑:水鳥編. 保育社. 56.

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

和名の解説

英名では Mangrove Bittern ともいう。

参考文献

  • 吉井正 2005 タカサゴクロサギ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 310.

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

コウノトリ目 サギ科

参考文献

  • 吉井正 2005 タカサゴクロサギ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 310.

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

雄の頭頂から後頸・背・尾と翼は灰黒色。頸側に顕著な黄土色斑がある。腮と喉は白く中央に赤褐色の斑点が線状に並ぶ。

前頸から下方に灰黒色の縦斑があり、下頸の羽毛は長い。胸と腹は黄緑灰色で、中央に多少白色が混じる。

嘴は黒く、下嘴は灰色をおびる。脚は暗褐色、雌と幼鳥は全体に褐色を帯びる。

参考文献

  • 吉井正 2005 タカサゴクロサギ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 310.

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

似ている種 (間違えやすい種)

ササゴイ

参考文献

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

生態

生息環境

岸辺の植生の豊かな小川、池、湿地、マングローブ林など。大雨の後の冠水した畑、公園などにも飛来する。

参考文献

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

食性

単独で夕暮れから行動し、魚・カエル・軟体動物・昆虫などを捕らえる。

参考文献

  • 吉井正 2005 タカサゴクロサギ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 310.

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

特徴的な行動

夕方から早朝に活発で、薄暗い天気であれば日中でも活動する。単独でいることが多い。

参考文献

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

関連情報

その他

日本では、1981年5月に初めて新潟県粟島、1990年4月に広島山縣郡で記録された。

参考文献

  • 中村雅彦 1995 タカサゴクロサギ, 中村雅彦、中村登流(著) 原色日本野鳥生態図鑑:水鳥編. 保育社. 56.
  • 吉井正 2005 タカサゴクロサギ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 310.

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

種・分類一覧