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- アメリカホシハジロ(Aythya americana)について
アメリカホシハジロ(Aythya americana)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Aythya americana (Eyton, 1838)
基本情報
- 分布
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新北区分布型。北アメリカ大陸の中緯度地方で繁殖し、同大陸南部で越冬する。
日本は分布域から離れており、めったに現れない迷鳥で、東京都不忍池、新潟県瓢湖などに記録がある。
参考文献
最終更新日:2020-08-28 キノボリトカゲ
形態
- 成鳥の形質
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生殖羽は頭部から頸が赤褐色。胸から上背と上・下尾筒は黒色。尾は黒灰色。
肩羽と体側は白色に灰色の細かいさざなみ斑があり、灰色に見える。翼は雨覆が黒灰色で次列風切は灰色。
嘴は青灰色で上嘴の先端は黒色、青灰色との境は白色の帯がある。足は黒灰色。虹彩は黄色。
非生殖羽は赤味がにぶく、上面から胸・上尾筒は黒褐色。体側は褐色で腹は白色。
雌は頭部から胸と下面は茶褐色で、眼の後方に1本の短い白色線があり、喉は白色。上面は暗褐色。虹彩は褐色。
参考文献
最終更新日:2020-08-28 キノボリトカゲ
生態
- 特徴的な行動
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繁殖期の番の行動圏は重複しており、雌の半数は巣をつくらず、同じ種やオオホシハジロなどのほかのカモ類の巣に卵を産み込んで寄生する(Palmer, 1976 : Johnsgard, 1979)。
巣は草むらの地上につくる。
参考文献
最終更新日:2020-08-28 キノボリトカゲ
- その他生態
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1巣卵数は正確にはわからないが、7~8個と推定される。一夫一妻で繁殖し、番は抱卵期に解消される。
孵化率はあまりよくなく、また雛の巣立ち率もあまりよくない(Palmer, 1976 : Johnsgard, 1979)。
抱卵期は23~29日ぐらい、雛期は56~73日ぐらい、抱卵放棄などがあり、繁殖成功があまりよくないが、これは本種の寄生性が影響している。
参考文献
最終更新日:2020-08-28 キノボリトカゲ