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イワシャコ(Alectoris chukar)の分類 キジ科(Phasianidae)
イワシャコ(Alectoris chukar)の概要 Alectoris

イワシャコ(Alectoris chukar)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Alectoris chukar (J. E. Gray, 1830)

基本情報

大きさ・重さ

・成鳥全長:全長 32~39 ㎝

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最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ

分布

トルコからインド北部・チベット・モンゴル・中国北部に分布。旧ソ連やイギリス、北アメリカ、ニュージーランドなどにも移入され、帰化している。

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最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ

亜種・品種

地理的に変異した亜種が多い。

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別名・方言名

中国名は石鶏

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分類学的位置付け

キジ目 キジ科

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形態

成鳥の形質

上面は灰褐色。額は黒色で、眼の後方から頸側を通り上胸でつながる太い黒線がある。

耳羽は栗色。腮・喉は黄白色。胸は灰色。腹以下の下面は淡黄褐色で、脇に黒色と栗色の横斑がある。

外側尾羽は淡赤褐色。嘴と足は赤色。虹彩は黄褐色。雄には瘤状の小さな距がある。

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最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ

生態

生息環境

標高 1000~5000 mの乾燥した草地や岩石地・砂漠・山地に生息。

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最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ

食性

主食は植物質で、とりわけ種子や根、カラスノチャヒキである。幼鳥はいくらか無脊椎動物も捕るが、食べた量の半分以下である。

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最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ

ライフサイクル

繁殖期は4~7月で、地上に営巣。淡赤褐色斑のある淡黄褐色の卵(約 43×31 mm)を7~12個産む。

非繁殖期には50羽以上の群れとなることもある。

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生殖行動

ほとんどが一夫一妻で、つがい形成は3月中旬に行う。

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産卵

巣は雄が場所を選び、雌が作る。

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子育て

卵が孵化するといくつかの家族が集まり群れになる。ただし、雄は卵の孵化前に、雄だけのグループを形成することもある。

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特徴的な行動

寝るときは地上にうずくまるが、何羽かが頭を外向きにして円陣を組み、外敵がどの方向から来ても気づきやすい姿勢をとる。

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関連情報

その他

日本でも1961年ころより放鳥が試みられたが、野生化は成功しなかった。

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種・分類一覧