- 解説一覧
- ヒメクロアジサシ(Anous minutus)について
ヒメクロアジサシ(Anous minutus)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Anous minutus F. Boie, 1844
基本情報
- 分布
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世界中の熱帯・亜熱帯の島や沿岸で繁殖する。A. tenuirostris として1種にまとめることなく、主にインド洋で繁殖する A. tenuirostris と、主に太平洋で繁殖する A. minutus の2種に分類されることもある。
日本では、小笠原諸島(Brazil, 1987)、硫黄島、南鳥島、南西諸島で生息が記録され、南鳥島では繁殖しているという(Harrison,1983)。
参考文献
最終更新日:2020-09-04 キノボリトカゲ
形態
- 成鳥の形質
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クロアジサシより小型でほっそりとした体型。全身は黒褐色で、クロアジサシより黒みが強い。
額と頭頂の白色部はクロアジサシより広く、後頭は灰白色。眼の下に弧形の白斑がある。
尾は先は2つに分かれた楔形。嘴は黒色で細長い。足は黒色または褐色。
参考文献
最終更新日:2020-09-04 キノボリトカゲ