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ドングリキツツキ(Melanerpes formicivorus)の分類 キツツキ科(Picidae)
ドングリキツツキ(Melanerpes formicivorus)の概要 Melanerpes

ドングリキツツキ(Melanerpes formicivorus)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Melanerpes formicivorus (Swainson, 1827)

基本情報

大きさ・重さ

・成鳥全長:体長 20 ㎝

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最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ

分布

北アメリカ西部から南アメリカ北部に分布し、海岸から標高 3000 mまでの地域に留鳥として生息。

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和名の解説

主食がドングリであることから。

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亜種・品種

M. f. formicivorus:アメリカ南西部、メキシコ北西部に分布
M. f. flavigula:コロンビアに孤立的に分布

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分類学的位置付け

キツツキ目 キツツキ科

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形態

成鳥の形質

全長約 23 ㎝。額と頬は白色。嘴の基部周囲は黒色。頭頂は赤色。

囲眼部から後頭や背・翼・尾は光沢のある黒色。腰は白い。下面は白色で、黒色の縦斑がある。

雌は頭頂の赤色部が雄に比べて小さく、嘴も短い。

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生態

生息環境

オークの生えているサバンナ、群生する木立のある草地、マツとオークの混合林

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食性

林や緑地・公園・耕地などで木の実・果物・昆虫・樹液などを食べ、とくにドングリ類を好む。

ドングリは木の裂け目やキツツキ類のあけた穴、建物のすき間などのドングリ処理場に運んで、嘴で割って食べる。

また甲虫やガ・ハエなどを空中捕食する。

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特徴的な行動

木の表面、電柱、垣根の支柱、建物の側壁などに穴を開け、後に食べるためにドングリをしっかり挟み込んでおく。

このため容易に居場所が分かる。ドングリ以外の木の実、昆虫、果実も食べるが、それらもやはり貯蔵する。

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その他生態

3~12羽の群れでくらし、集団で 4~6 haのなわばりを守る。なわばり内には群れの食糧貯蔵場所、餌場、営巣地がある。

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