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コベニヒワ(Acanthis hornemanni)の分類 アトリ科(Fringillidae)
コベニヒワ(Acanthis hornemanni)の概要 Acanthis

コベニヒワ(Acanthis hornemanni)

【 学名 】
Acanthis hornemanni (Holböll, 1843)

基本情報

大きさ・重さ

・全長:約 13 cm

参考文献

最終更新日:2020-09-28 キノボリトカゲ

分布

ユーラシアおよび北アメリカの高緯度地方で繁殖し、冬は南に移動して越冬。日本には北海道・本州に冬鳥として渡来するが、まれにしか見られない。

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最終更新日:2020-09-28 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

スズメ目 アトリ科

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最終更新日:2020-09-28 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

【雄成鳥】
(冬羽)ベニヒワの冬羽に似ているが、額より後頭までの暗紅色は範囲が狭く、かつ淡い。

背の黒褐色の軸斑も幅狭く羽縁は灰色を帯びている。

腰は純白で軸斑がないのを基型とするが、ときとして少しばかりの軸斑があるものもある。

風切および尾の縁も黄色味が少なく、灰白色を帯びている。体側は軸斑が少ない。胸以下の下面はほとんど白色。

(夏羽)羽縁の摩耗により背面は暗色となり、下面はバラ色を呈する。

上嘴の基半部は嘴毛に覆われている。嘴の色は黄色で嘴峰のみ暗褐色で、夏は暗色となる。虹彩は褐色。

【雌成鳥】
(冬羽)雄成鳥冬羽に似るが一般に黄褐色を帯びている。腰および下面には雄よりも軸斑が多い。

(夏羽)羽縁が摩耗するが、胸のバラ色はほとんど現れない。

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最終更新日:2020-09-28 キノボリトカゲ

幼鳥の形質

ベニヒワの幼羽に似るが、頭上および背面はわずかに灰白色に富み、腹の白色は幾分か純である。腰には成鳥と異なり明らかな軸斑がある。

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最終更新日:2020-09-28 キノボリトカゲ

似ている種 (間違えやすい種)

ベニヒワ

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生態

生息環境

開けた落葉広葉樹林などに生息する。

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食性

食性はベニヒワに似ている。

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関連情報

その他

「日米渡り鳥条約」指定種

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最終更新日:2020-09-28 キノボリトカゲ

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