インドハッカ(Acridotheres tristis)の解説トップに戻る
インドハッカ(Acridotheres tristis)の分類 ムクドリ科(Sturnidae)
インドハッカ(Acridotheres tristis)の概要 ハッカチョウ属(Acridotheres)

インドハッカ(Acridotheres tristis)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Acridotheres tristis (Linnaeus, 1766)

基本情報

大きさ・重さ

・全長:約 23 ㎝

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

分布

アフガニスタン、中央アジア、インド、ミャンマー、中国南西部に分布。

オーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、マレーシア、ハワイ、東南アジアなどには人為的に移入され世界各地で野生化している。

日本では飼育下からの逸出個体と思われるものが、神奈川県などで観察されている。

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

別名・方言名

カバイロハッカ

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

スズメ目 ムクドリ科

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

雌雄同色。眼の周りから頬にかけて鮮やかな黄色の皮膚の裸出部がある。

頭から胸は光沢のある黒色。下腹・下尾筒や尾の先端は白色。初列風切の基部に大きな白色部があり、飛翔時に目立つ。

背から翼・脇は濃い茶色。嘴・足は黄色。虹彩は赤味がかった黄色。雄は前頭に短い冠羽がある。

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

幼鳥の形質

幼鳥は頭、喉、胸の上部にかけて全体的に茶色い。

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

卵の形質

灰色っぽい青色の卵

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

生態

生息環境

牧場、公園、庭園などに見られる。

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

食性

地上を群れで歩行しながら、小昆虫を追い出して捕食。雛は昆虫やアリの卵などの餌をもらう。

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

産卵

樹洞や建物のすき間、巣箱などで繁殖し、1巣卵数は4~5個。雌のみが抱卵し、約15日で孵化。

雌雄で育雛し、約3週間で巣立つが、雛はしばらく飛べない。

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

特徴的な行動

人に馴れた図々しい個体はしばしば人や家畜から食べ残しを奪い去る。

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

その他生態

夕方には騒々しい鳴き声を立てながら高木の上に集合して塒をとる。

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

種・分類一覧