- 解説一覧
- Ramphastos tocoについて
Ramphastos toco
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
-
Ramphastos toco Statius Muller, 1776
基本情報
- 大きさ・重さ
-
成鳥全長: 61 ㎝
参考文献
- 1996 世界鳥類事典 - 書籍全体, Perrins Christpher M.、山岸哲(監修) 世界鳥類事典. 同朋舎出版. .
最終更新日:2020-06-10 ひろりこん
- 分布
-
南アメリカ東部(ギアナ地方からブラジルを経てアルゼンチン北部まで)
参考文献
- 1996 世界鳥類事典 - 書籍全体, Perrins Christpher M.、山岸哲(監修) 世界鳥類事典. 同朋舎出版. .
最終更新日:2020-06-10 ひろりこん
形態
- 成鳥の形質
-
オオハシ類では最大の1種。先端に黒い部位のある巨大な黄色の嘴をもつ。重そうだが、実際には中空である。
顔は淡いオレンジ色で、下部から喉が白い。そのほかの羽衣は黒いが、上尾筒が白く、尻部がオレンジ色である。雌雄は似ている。
参考文献
- 2009 世界鳥類大図鑑 - 書籍全体, バードライフ・インターナショナル、山岸哲(監修) 世界鳥類大図鑑. ネコ・パブリッシング. .
最終更新日:2020-06-10 ひろりこん
生態
- 生息環境
-
疎林、川沿いの森、森の外縁部、プランテーション、ヤシ林。延々と続く低地の森林は嫌う。
オオハシ類としては珍しく、木々の密生した雨林を避け、どちらかといえば広々した環境を好む。人家の周りに姿を見せることも多く、分布域内でも比較的普通に見られる。
参考文献
- 1996 世界鳥類事典 - 書籍全体, Perrins Christpher M.、山岸哲(監修) 世界鳥類事典. 同朋舎出版. .
最終更新日:2020-06-10 ひろりこん
- 食性
-
食性は多様で、果実や昆虫から鳥の卵まで、小さな集団をつくって林冠でも地面の上でも採餌する。
参考文献
- 2009 世界鳥類大図鑑 - 書籍全体, バードライフ・インターナショナル、山岸哲(監修) 世界鳥類大図鑑. ネコ・パブリッシング. .
最終更新日:2020-06-10 ひろりこん
- 鳴き声
-
ヒキガエルのようなしゃがれ声で意思を伝えあう。
参考文献
- 1996 世界鳥類事典 - 書籍全体, Perrins Christpher M.、山岸哲(監修) 世界鳥類事典. 同朋舎出版. .
最終更新日:2020-06-10 ひろりこん
- 産卵
-
オオハシ類すべてに共通することだが、この鳥も木のうろに巣をつくる。
かろうじて入れるくらいの入り口の狭い穴を好み、しばしば数年続けて同じ穴を利用する。巣は木くずで内張し、吐き戻した種子を敷き詰めることもよくある。
参考文献
- 1996 世界鳥類事典 - 書籍全体, Perrins Christpher M.、山岸哲(監修) 世界鳥類事典. 同朋舎出版. .
最終更新日:2020-06-10 ひろりこん
- 特徴的な行動
-
一般にゆるやかな群れをなして採餌し、羽ばたきと滑空を繰り返すオオハシ属(Ramphastos)特有の波打つような飛び方で、餌場から餌場へと移動する。
参考文献
- 1996 世界鳥類事典 - 書籍全体, Perrins Christpher M.、山岸哲(監修) 世界鳥類事典. 同朋舎出版. .
最終更新日:2020-06-10 ひろりこん