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コヒバリ(Calandrella rufescens)の分類 ヒバリ科(Alaudidae)
コヒバリ(Calandrella rufescens)の概要 ヒメコウテンシ属(Calandrella)

コヒバリ(Calandrella rufescens)

【 学名 】
Calandrella rufescens (Vieillot, 1819)

基本情報

大きさ・重さ

・全長:約 14 cm

参考文献

最終更新日:2020-07-30 キノボリトカゲ

分布

エチオピア区、旧北区。アフリカ大陸北部からユーラシア大陸にかけての半沙漠地帯で繁殖する。

最近では数は少ないものの、旅鳥または冬鳥として渡来し、毎年のように日本のどこかで記録されている。

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最終更新日:2020-09-02 キノボリトカゲ

学名の解説

属名はラテン語で小さなヒバリ、種小名は Chele(大連湾の地名)産の意味。

以前の学名は Calandrella rufescens であり、種小名はラテン語で赤味を帯びたの意味。

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最終更新日:2020-09-02 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

スズメ目 ヒバリ科

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最終更新日:2020-07-30 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

嘴は太く、白色の眉斑と褐色の耳羽がある。上面は淡褐色で暗褐色斑がある。

下面は淡褐色をおびた白色で、脇はやや褐色が濃い。胸に明瞭な褐色縦斑がある。

外側尾羽は白色、ヒメコウテンシによく似るが、翼をたたんだときの三列風切は翼端に達しない。

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最終更新日:2020-09-02 キノボリトカゲ

生態

生息環境

本州中部以南の海岸や埋立地など、草が疎らに荒れ地で発見されることが多い。

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最終更新日:2020-07-30 キノボリトカゲ

食性

夏は昆虫、秋と冬は植物の種子を食べる。地上性で、脚を交互に使って歩行する。

地上から飛び立ち、空中を飛ぶ昆虫を捕えることもある。

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最終更新日:2020-07-30 キノボリトカゲ

鳴き声

プリッあるいはピリッと啼く。

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最終更新日:2020-09-02 キノボリトカゲ

特徴的な行動

一夫一妻で繁殖し、番ごとになわばりをもって分散する。雌だけで枯れ草の茎、葉を用いて地上に椀形の巣をつくる。

1巣卵数は2~5個、抱卵も雌だけが行う。雛への給餌は雌雄とも行う(Cramp, 1988)。

換羽終了後からかなり大きな群れを形成するが、日本では単独、ないしは数羽の群れで発見されることが多い。

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最終更新日:2020-07-30 キノボリトカゲ

種・分類一覧