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アサクラサンショウクイ(Coracina melaschistos)の分類 サンショウクイ科(Campephagidae)
アサクラサンショウクイ(Coracina melaschistos)の概要 アサクラサンショウクイ属(Coracina)

アサクラサンショウクイ(Coracina melaschistos)

【 学名 】
Coracina melaschistos (Hodgson, 1836)

基本情報

大きさ・重さ

・全長:約 22 cm
・翼長:雄 12~13 cm 雌 11~12 cm
・体重:35~42 g

参考文献

最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

分布

インド北部・ヒマラヤ・インドシナ・中国南部に分布。日本ではまれな迷行例(宮崎県と西表島)があるのみ。

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最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

和名の解説

属名はカラスに似た、種小名は黒灰色のを意味する。

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最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

亜種・品種

4亜種が知られ、日本で記録された亜種は中国の湖北省北部などに分布する C. m. intermedia。

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分類学的位置付け

スズメ目 サンショウクイ科

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形態

成鳥の形質

雌雄はほぼ同色。雄は上面が灰黒色で、下面はやや淡く、翼と尾羽は黒味が強い。尾羽の先端に小さな白色斑がある。

嘴と足は黒色。雌は褐色を帯び、下面に細い横斑がある。

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卵の形質

オリーブ灰色に淡褐色の斑点のある卵。

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生態

生息環境

樹上性。山地の森林に生息し、高地や北方のものはやや南下して越冬。

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食性

昆虫食で、カマキリ、セミ、甲虫などに比較的堅い体の虫を捕える。

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最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

特徴的な行動

繁殖期は5~6月、一夫一妻で繁殖。巣は浅い椀形で、小枝、細根、植物繊維などを鱗翅類幼虫の糸やクモ糸でつづる。

地上 3~8 mの水平の枝の上につくられ、下からは見つけにくい。一腹卵数は2~4個、単独かつがいで見られることが多い。3~9月まではつがいで活動している。

非繁殖期にはオウチュウ類やほかのサンショウクイ類、ムシクイ類やヒタキ類などに混群になって移動する。

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最終更新日:2020-09-29 キノボリトカゲ

種・分類一覧