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- ハワイシロハラミズナギドリ(Pterodroma sandwichensis)について
ハワイシロハラミズナギドリ(Pterodroma sandwichensis)
【IUCN】近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
- 【 学名 】
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Pterodroma sandwichensis (Ridgway, 1884)
基本情報
- 分布
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ハワイ諸島およびガラパゴス諸島に分布し、それらの島々で繁殖する。ガラパゴス産亜種は、ハワイ産亜種より大型である。
繁殖地がきわめて限られているうえに、種としての個体数も少ない。
日本では、現在までに岩手県で落鳥した1例が報告されているにすぎない(Nakamura, 1979)。
参考文献
最終更新日:2020-09-04 キノボリトカゲ
形態
- 成鳥の形質
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ほぼ上面は黒褐色。下面は白色であるが、眼の周りから頸の両側にかけて黒い部分が張り出しているのと、翼下面に黒っぽい縁取りがあるのが目立つ。
参考文献
最終更新日:2020-09-04 キノボリトカゲ
生態
- 特徴的な行動
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集団で繁殖する。岩の隙間や土中に穴を掘って巣とし、1卵を産んで52~56日抱卵する。
雛は孵化後110~117日ぐらいで巣立つ(Carboneras, 1992)。
参考文献
最終更新日:2020-09-04 キノボリトカゲ