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キンカチョウ(Taeniopygia guttata)の分類 カエデチョウ科(Estrildidae)
キンカチョウ(Taeniopygia guttata)の概要 Taeniopygia

キンカチョウ(Taeniopygia guttata)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Taeniopygia guttata (Vieillot, 1817)

基本情報

分布

オーストラリアの内陸部や小スンダ列島に分布し、サバンナや藪・林が混在する草原に生息。

参考文献

最終更新日:2020-12-14 キノボリトカゲ

生息状況

オーストラリア内陸部では最も普通に見られる鳥のひとつ。

種子食で、毎日、水分を必要とするが、家畜用に水が蓄えられていることで、この100年間で個体数が増加した。

参考文献

最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ

亜種・品種

2亜種がある。
T. g. castanotis:オーストラリアに生息する。
T. g. guttata:スンダ列島に生息する。

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最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ

別名・方言名

シッポウチョウ(七宝鳥)ともいう。

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最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ

人間との関係

ヨーロッパ・アメリカや日本での飼い鳥の歴史が長く、部分的な白化を固定した古代錦花鳥・白錦花鳥・マークホワイトなどの品種がある。

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最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ

生態

生息環境

低木林、開けた疎林、農耕地、果樹園、アカシア低木林、ツキイゲ(イネ科)草原。

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最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ

食性

草の種子や若葉・昆虫などを採食。

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最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ

ライフサイクル

群居性が非常に強く、年中10~100羽の群れで活動する。繁殖期でさえコロニーを形成するかのように、同じ低木にいくつかのつがいが営巣する。

つがう相手は生涯変わらず、乾燥地域では降雨量に応じて年中繁殖する。

分布域の南地域では繁殖は定期的で、季節に伴う傾向が強くなり、厳密には降雨量ばかりでなく温度、食料事情、その前の繁殖の影響を受ける。

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最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ

活動時間帯

午前中は普通草の種子、昆虫を採餌して過ごし、午後になると、貯水場あるいは家畜の水飲み場に移動して水を飲んだり、浴びたり、互いに羽づくろいをしたりする。

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最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ

鳴き声

ぺちゃくちゃしゃべるような甲高い鳴き声は、鳥のさえずりの多くの研究の課題になっている。

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最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ

産卵

巣は低木や枝、木や岩の洞、ウサギの巣穴、シロアリの塚、地面にもつくる。

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特徴的な行動

砂漠にすむ鳥がそうであるように、キンカチョウはハトのように下を向いたままゴクゴクと水を飲む。

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最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ

種・分類一覧