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オガサワラガビチョウ(Zoothera terrestris)の分類 Turdidae
オガサワラガビチョウ(Zoothera terrestris)の概要 Zoothera

オガサワラガビチョウ(Zoothera terrestris)

絶滅 (EX)

【IUCN】すでに絶滅したと考えられる種

【 学名 】
Zoothera terrestris (Kittlitz, 1830)

基本情報

大きさ・重さ

・全長:約 200 mm
・小翼羽:20.5 mm
・翼長:96.5 mm
・尾長:66 mm
・嘴峰:22 mm
・跗蹠:27.3 mm

参考文献

最終更新日:2020-10-08 キノボリトカゲ

分布

小笠原諸島に分布していたが、1828年にキトリッツが4羽を採集して以来、まったく見られていないため絶滅したと考えられる。

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学名の解説

種小名は地上性という意味。

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分類学的位置付け

スズメ目 ツグミ科

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形態

成鳥の形質

雌雄同色と思われる。頭上から背はオリーブ褐色で、黒褐色の軸斑があり、腰・上尾筒・尾は栗色を帯びた褐色。

翼はオリーブ褐色で、翼下面には白帯がある。眼先は暗褐色、喉は白色で、胸には褐色斑がある。

腹は茶褐色、下尾筒は暗褐色で白斑がある。嘴は黒色で、足は肉褐色。

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生態

生息環境

海岸近くの森林に生息。

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最終更新日:2020-10-08 キノボリトカゲ

食性

胃の中には小型の昆虫が入っており、ときには甲殻類の残渣が入っていたこともあるという。

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鳴き声

アカゲラに似たキョッキョッという声で啼いたという。

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特徴的な行動

常に地上におり、速やかに地上を走って、地面すれすれに飛ぶ。木の枝にとまることはなかったという。

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関連情報

その他

現在はサンクトペテルブルク・ライデン・フランクフルト・ウィーンの博物館に標本がある。

「レッドデータブック」絶滅種。

1925年2月7日に母島石門山の林中で、籾山徳太郎がこの種と思われるものを発見したと「生物地理学会会報」(第1巻3号)で発表したことがある。

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