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チョウセンメジロ(Zosterops erythropleurus)の分類 メジロ科(Zosteropidae)
チョウセンメジロ(Zosterops erythropleurus)の概要 メジロ属(Zosterops)

チョウセンメジロ(Zosterops erythropleurus)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Zosterops erythropleurus Swinhoe, 1863

基本情報

大きさ・重さ

・全長:約 11 cm

参考文献

最終更新日:2020-09-24 キノボリトカゲ

分布

中国東北地区・朝鮮半島北部・アムール地方で繁殖し、中国雲南省・タイ北部で越冬。

日本へもまれに迷行することがあるほか、飼い鳥として輸入されたものが逃げ出した個体も見られる。

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最終更新日:2020-09-24 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

スズメ目 メジロ科

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最終更新日:2020-09-24 キノボリトカゲ

人間との関係

この種はメジロ科のなかでも最も美しい鳥で、中国東北部では盛んに飼養されていた。

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最終更新日:2020-09-24 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

【雄成鳥】
(冬羽)背面・尾羽および翼の羽縁はメジロと同じか、または少し黄色に富んだ帯黄オリーブ緑色。

尾羽および風切は外縁の外は暗褐色。眼先は黒色。眼瞼の白色輪は顕著。

腮および喉の黄色はメジロのものより鮮やかな黄色。胸は灰白色。

胸の両側は濃くほとんど灰色に近い。腹は白色。脇には大きな赤栗色の斑がある。

下腹および下尾筒は淡黄色。

(夏羽)春季には換羽せず、脇の赤栗色は淡赤褐色となるがそのほかはあまり変化しない。

朝鮮産の標本によれば、嘴は煙羽色で下嘴基部は淡い。脚は煙灰色、虹彩は褐色。

【雌成鳥】
背面は雄と同様の帯黄オリーブ緑色。眼先の黒色はそこまで強くない。

腮・喉の黄色はわずかにオリーブ色を帯び、脇の斑はバフ褐色で範囲が狭い。

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最終更新日:2020-09-24 キノボリトカゲ

生態

生息環境

森林や藪に生息。

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最終更新日:2020-09-24 キノボリトカゲ

食性

小群をなして樹上を渡り行き、昆虫・花蜜などを食べる。

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最終更新日:2020-09-24 キノボリトカゲ

特徴的な行動

中国東北部には3月に渡来し9月に去る。多い鳥であるが敏捷で臆病な鳥なので人目につきにくい。

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最終更新日:2020-09-24 キノボリトカゲ

種・分類一覧