- 解説一覧
- ボアコンストリクター(Boa constrictor)について

基本情報
- 大きさ・重さ
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全長:2~4 m
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ボアコンストリクター, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 109.
最終更新日:2020-04-28 ハリリセンボン
- 分布
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中央・南アメリカや小アンティル諸島に分布し、乾燥した森林から降雨林、人間の居住地の近くにまで生息する。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ボアコンストリクター, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 109.
最終更新日:2020-04-28 ハリリセンボン
- 保全の取り組み
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法改正に伴い「政令で定める動物」に指定され、現在は飼育するにあたって、各地方自治体に申請して許可を得る必要がある。それでも独特の色彩やおとなしくて扱いやすいことから、いまだにその人気は衰えていない。
参考文献
- 山田和久 2005 ボアコンストリクター, 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 10.
最終更新日:2020-04-28 ハリリセンボン
- 分類学的位置付け
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ボア科 ボア亜科 ボア属
参考文献
- 山田和久 2005 ボアコンストリクター, 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 10.
最終更新日:2020-04-28 ハリリセンボン
形態
- 成体の形質
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体色は変異に富み、暗色のアルゼンチンボア(B.c.occidentalis)から、より明るい褐色ないし、灰色で尾が赤いものまでさまざまある。しかし、鞍形斑紋は本種すべての個体群に共通している。
体長もまた変異に富み、大陸の亜種は 4 mにもなるのに対し、ホッグスアイランドボア(B.c.imperator)のような矮小化したとうしょ型亜種は、たった 1 mにしかならない。そのためとてつもなく大きいと思われているが、実際にはそれほど大きくない。
性格はおとなしい個体が多く、馴れればハンドリング可能である。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ボアコンストリクター, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 109.
- 山田和久 2005 ボアコンストリクター, 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 10.
最終更新日:2020-04-28 ハリリセンボン
- 似ている種 (間違えやすい種)
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タ―シオペロ(Bothrops asper)
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ボアコンストリクター, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 109.
最終更新日:2020-04-28 ハリリセンボン
生態
- 生息環境
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ボアコンストリクターは一般に多雨林に生息しているが、メキシコでは乾燥した環境に、アルゼンチン北部では草原地帯に分布している。樹上・地表どちらでも生活するが、体が大きくなるにつれて地上で暮らす傾向が強くなる。
参考文献
- クリス・マティソン 2000 ボアコンストリクター, クリス・マティソン(著) ヘビ大図鑑. 緑書房. 40₋41.
最終更新日:2020-04-28 ハリリセンボン
- 食性
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マウスやラットなどの哺乳類や鳥類などを食べる。かなり大きな哺乳類を抑え込むことができ、力強く絞め殺して食べる。
参考文献
- 山田和久 2005 ボアコンストリクター, 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 10.
最終更新日:2020-04-28 ハリリセンボン
- 活動時間帯
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気候や季節によって、夜行性となったり昼行性となったりする。
参考文献
- クリス・マティソン 2000 ボアコンストリクター, クリス・マティソン(著) ヘビ大図鑑. 緑書房. 40₋41.
最終更新日:2020-04-28 ハリリセンボン
- 産卵
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胎生で、一度に15~50仔を産む。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ボアコンストリクター, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 109.
最終更新日:2020-04-28 ハリリセンボン