- 解説一覧
- ツナギトゲオイグアナ(Ctenosaura similis)について

ツナギトゲオイグアナ(Ctenosaura similis)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Ctenosaura similis (Gray, 1831)
基本情報
- 大きさ・重さ
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・体長:0.7~1.0 m
参考文献
- 海老沼剛 2004 ツナギトゲオイグアナ, 海老沼剛(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド:トカゲ①アガマ科&イグアナ科. 誠文堂新光社. 72.
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ツナギトゲオイグアナ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 68.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン
- 分布
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メキシコ南部、ニカラグア、エルサルバドル、グァテマラ、ホンジュラス、ベリーズ、コスタリカ、パナマ、コロンビアの一部に分布する。
参考文献
- 海老沼剛 2004 ツナギトゲオイグアナ, 海老沼剛(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド:トカゲ①アガマ科&イグアナ科. 誠文堂新光社. 72.
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ツナギトゲオイグアナ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 68.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン
- 和名の解説
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尾にある鋭いとげ状の突起が、名前の由来である。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ツナギトゲオイグアナ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 68.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン
- 分類学的位置付け
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イグアナ科
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ツナギトゲオイグアナ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 68.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン
形態
- 成体の形質
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成熟した個体は、灰色から灰白色の地色に黒い帯状斑が入る。背のクレストは腰のあたりで途切れず、尾まで繋がる。尾には棘状の大型鱗が輪生しており、その間には1列以上の小さな鱗の列がある。
参考文献
- 海老沼剛 2004 ツナギトゲオイグアナ, 海老沼剛(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド:トカゲ①アガマ科&イグアナ科. 誠文堂新光社. 72.
- 松本通範 1996 ツナギトゲオイグアナ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 31.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン
- 幼生の形質
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孵化幼体は灰色がかった褐色だが、すぐ明るい緑色に変わる。成熟すると明灰色の地に、不連続な濃灰色の縞模様をもつようになる。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ツナギトゲオイグアナ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 68.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン
- 似ている種 (間違えやすい種)
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ケープトゲオイグアナ(Ctenosaura hemilopha)
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ツナギトゲオイグアナ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 68.
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生態
- 生息環境
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岩の多い海岸や伐採された森林の跡地などの、半乾燥地に生息する。裂け目などをシェルター代わりにする。
参考文献
- 海老沼剛 2004 ツナギトゲオイグアナ, 海老沼剛(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド:トカゲ①アガマ科&イグアナ科. 誠文堂新光社. 72.
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ツナギトゲオイグアナ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 68.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン
- 食性
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成体は植物食の傾向が強いが、幼体は主に昆虫や小型のトカゲなどを捕食する。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ツナギトゲオイグアナ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 68.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン
- 活動時間帯
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昼行性
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ツナギトゲオイグアナ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 68.
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- 産卵
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一度に15~25卵を産む。80個以上もの卵を産むことがある。
約3ヵ月後に孵化する。
参考文献
- 海老沼剛 2004 ツナギトゲオイグアナ, 海老沼剛(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド:トカゲ①アガマ科&イグアナ科. 誠文堂新光社. 72.
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ツナギトゲオイグアナ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 68.
- 松本通範 1996 ツナギトゲオイグアナ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 31.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン
- 特徴的な行動
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性質は荒く、危険を感じると、尾で叩いたり噛みついてくることもある。
参考文献
- 海老沼剛 2004 ツナギトゲオイグアナ, 海老沼剛(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド:トカゲ①アガマ科&イグアナ科. 誠文堂新光社. 72.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン
- その他生態
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木などに登ることも多いが、基本的に地上で活動し、人などが近づくと岩の裂け目などに素早く逃げ込む。そういった隠れ場所がないときは、猛ダッシュして逃げる。
参考文献
- 松本通範 1996 ツナギトゲオイグアナ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 31.
最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン