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イッセンヨウジ(Microphis leiaspis)の分類 Syngnathidae
イッセンヨウジ(Microphis leiaspis)の概要 Microphis

イッセンヨウジ(Microphis leiaspis)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Microphis leiaspis (Bleeker, 1854)

基本情報

大きさ・重さ

全長:19 cm

参考文献

  • 瀬能宏 1989 イッセンヨウジ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 450.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

分布

黒潮の影響を受ける地域に分布する。

国外では、マダガスカルおよび西太平洋の熱帯域から知られる。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 イッセンヨウジ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 450.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

和名の解説

吻端からえらぶた上部に至る1本の黒色線があることに由来する。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 イッセンヨウジ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 450.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

分類学的位置付け

ヨウジウオ科 ヨウジウオ亜科 テングヨウジ属

参考文献

  • 瀬能宏 1989 イッセンヨウジ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 450.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

体表は滑らかで吻は短く、吻端からえらぶた上部に至る1本の黒色線がある。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 イッセンヨウジ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 450.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

生態

生息環境

純淡水域に生息し、河川産ヨウジウオ類の中では最も流水に適応している。八重山諸島では、渓流域の瀬の石の間を体をしなやかにくねらせながら泳ぐ姿をよく見かける。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 イッセンヨウジ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 450.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

食性

小型の水生昆虫やエビなどを食べる。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 イッセンヨウジ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 450.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

ライフサイクル

テングヨウジと同様に、孵化した仔魚はいったんは海へ下る。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 イッセンヨウジ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 450.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

産卵

産卵は河川で行われ、卵は雄の育児嚢で保護される。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 イッセンヨウジ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 450.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

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