- 解説一覧
- キビナゴ(Spratelloides gracilis)について
キビナゴ(Spratelloides gracilis)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Spratelloides gracilis (Temminck & Schlegel, 1846)
基本情報
- 大きさ・重さ
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尾叉長:11 cm(通常約 8 cm)
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- 分布
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隠岐~九州西岸、鹿島灘~九州南岸の太平洋沿岸、朝鮮半島南岸・東岸、中国南シナ海沿岸、インド~西太平洋、トンガ諸島に分布する。
日本沿岸では四国太平洋沿岸、九州の各沿岸に多い。
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- 分類学的位置付け
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ニシン目 ニシン科 キビナゴ属
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
形態
- 成魚の形質
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体側に幅広い銀白色の太い縦帯がある。体は細長い。
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- 卵の形質
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沈性粘着卵である。
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
生態
- 生息環境
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岸近くの表層を群泳する。
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- 食性
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動物プランクトンを食べる。
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- ライフサイクル
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生後6ヵ月で全長約 4 cm、1歳で体長(おそらく尾叉長)7 cm、2歳で 11 cmになる。
約1年で成熟し、2歳が寿命だと考えられている。
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- 産卵
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産卵期は5~9月初め、内湾、入江、陸近くの島嶼の潮通しのよい粗い砂浜で産卵する。卵と粒径の粗い砂が粘着し、厚みのある板状になり海底を被う。
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
関連情報
- 漁獲方法
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地曳網やシラスパッチ網で周年にわたり漁獲される。
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- 味や食感
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鮮度のよいものは手でひらいて、刺身にして生姜醤油で食べる。その他フライで賞味される。
参考文献
- 中坊徹次 2018 キビナゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 79.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン