- 解説一覧
- ツバサハゼ(Rhyacichthys aspro)について
ツバサハゼ(Rhyacichthys aspro)
【IUCN】評価するだけの情報が不足している種
【環境省】ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの
- 【 学名 】
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Rhyacichthys aspro (Valenciennes, 1837)
基本情報
- 大きさ・重さ
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全長:25 cm
参考文献
- 鈴木寿之 1989 ツバサハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 549.
最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン
- 分布
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屋久島~沖縄県(稀)、石垣島、西表島、台湾、西太平洋、オセアニアに分布する。
参考文献
- 萩原清司 2018 ツバサハゼ(ツバサハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 386.
最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン
- 分類学的位置付け
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スズキ目 ツバサハゼ科 ツバサハゼ属
参考文献
- 萩原清司 2018 ツバサハゼ(ツバサハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 386.
- 鈴木寿之 1989 ツバサハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 549.
最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン
形態
- 成魚の形質
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頭部は丸く、著しく縦扁する。体も縦扁し、口は下向きにつく。
体側に数本の不明瞭な暗色縦線がある。腹面は平たく背面は弓状に盛り上がる。かたい櫛鱗におおわれ、側線を持つ。胸鰭は大きく扇状で、腹鰭は分離するが、指を広げたようによく発達する。
参考文献
- 萩原清司 2018 ツバサハゼ(ツバサハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 386.
- 鈴木寿之 1989 ツバサハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 549.
最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン
生態
- 生息環境
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川の上流域の淵頭の落ち込みや小さい滝下などの、水が泡立っているような急流付近の岩場に見られる。
岩盤に背中と胸鰭で水圧を利用して体を押し付け、さらに左右の腹鰭で張り付いている。
参考文献
- 鈴木寿之 1989 ツバサハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 549.
最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン
- 活動時間帯
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昼行性で、人が近づくと素早く上流の岩陰に逃げ込むが、夜間は手で触れることができるほどじっとして動かない。
参考文献
- 鈴木寿之 1989 ツバサハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 549.
最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン
- その他生態
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両側回遊性である。
参考文献
- 鈴木寿之 1989 ツバサハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 549.
最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン