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- コンジキハゼ(Glossogobius aureus)について

コンジキハゼ(Glossogobius aureus)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
【環境省】ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの
- 【 学名 】
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Glossogobius aureus Akihito & Meguro, 1975
基本情報
- 大きさ・重さ
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全長:30 cm
参考文献
- 岩田明久 1989 コンジキハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.
最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン
- 分布
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鹿児島県種子島、沖縄県の沖縄島、宮古島、西表島から知られている。
国外では、西太平洋の熱帯域に分布する。
参考文献
- 岩田明久 1989 コンジキハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.
最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン
- 別名・方言名
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地方名:イーブー(沖縄県:混称)
参考文献
- 岩田明久 1989 コンジキハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.
最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン
- 分類学的位置付け
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ハゼ科 ハゼ亜科 ウロハゼ属
参考文献
- 岩田明久 1989 コンジキハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.
最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン
形態
- 成魚の形質
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ウロハゼやイワハゼに似るが、体が細長く頭が尖る。尾鰭基底にある暗色斑はつづみの形に近い。
参考文献
- 岩田明久 1989 コンジキハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.
最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン
生態
- 生息環境
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川の下流から中流域に生息するが、渓流域まで侵入することがある。いずれの場合も流れの緩やかな砂泥底から砂礫底に現れる。
障害物の下に隠れていることが多い。
参考文献
- 岩田明久 1989 コンジキハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.
最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン
- 食性
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大形個体は魚食性が強いようで、採集後未消化のハゼ類を吐き出す例が観察された。
参考文献
- 岩田明久 1989 コンジキハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.
最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン
関連情報
- 味や食感
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日本では食用にされないが、東南アジアではよく利用されるらしい。
参考文献
- 岩田明久 1989 コンジキハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.
最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン