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ヒゲソリオコゼ(Tetraroge niger)の分類 Tetrarogidae
ヒゲソリオコゼ(Tetraroge niger)の概要 Tetraroge

ヒゲソリオコゼ(Tetraroge niger)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Tetraroge niger (Cuvier, 1829)

基本情報

大きさ・重さ

全長:13 cm

参考文献

  • 瀬能宏 1989 ヒゲソリオコゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 652.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

分布

沖縄県の西表島だけから知られている。

国外では、アンダマン諸島、セイロン、インドネシア、フィリピンなどの熱帯域に分布する。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 ヒゲソリオコゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 652.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

分類学的位置付け

フサカサゴ科 アゴヒゲオコゼ属

参考文献

  • 瀬能宏 1989 ヒゲソリオコゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 652.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

体は側扁し、鱗がなく、背鰭は眼の直上から始まる。下顎にひげがなく、体色は茶褐色である。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 ヒゲソリオコゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 652.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

生態

生息環境

河川汽水域から淡水域にかけての、岩の陰や小石のかたわらに生息する。

西表島の河川には、下顎にひげのある同属のアゴヒゲオコゼ T. barbata も生息する。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 ヒゲソリオコゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 652.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

その他生態

体色を周囲の環境に似せているため見つけにくく、手で触れても逃げようとしない。背鰭棘には毒があるらしい。

参考文献

  • 瀬能宏 1989 ヒゲソリオコゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 652.

最終更新日:2021-03-08 ハリリセンボン

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