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オニダルマオコゼ(Synanceia verrucosa)の分類 Synanceiidae
オニダルマオコゼ(Synanceia verrucosa)の概要 Synanceia

オニダルマオコゼ(Synanceia verrucosa)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Synanceia verrucosa Bloch & Schneider, 1801

基本情報

大きさ・重さ

体長:30 cm

参考文献

  • 甲斐嘉晃 2018 オニダルマオコゼ(オニダルマオコゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 219.

最終更新日:2021-03-05 ハリリセンボン

分布

伊豆~小笠原諸島、高知県~屋久島の太平洋沿岸、トカラ列島、琉球列島、台湾南部・北部、西沙群島、インド~太平洋に分布する。

参考文献

  • 甲斐嘉晃 2018 オニダルマオコゼ(オニダルマオコゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 219.

最終更新日:2021-03-05 ハリリセンボン

分類学的位置付け

スズキ目 オニオコゼ科 オニダルマオコゼ属

参考文献

  • 甲斐嘉晃 2018 オニダルマオコゼ(オニダルマオコゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 219.

最終更新日:2021-03-05 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

体は厚い皮膚に被われ、多くの瘤状の突起がある。頭部は縦扁し、口は上向きに開く。背鰭は低い。

体色は変異に富むが、褐色、赤褐色、黒褐色の個体が多い。まれに灰色や黄白色の個体もいる。各鰭は白色で縁取られる。

背鰭棘には猛毒があり、毒腺の代わりに毒液が入った袋状の組織(毒嚢)が各棘に左右1対で付いている。これに刺されての死亡例も知られている。

参考文献

  • 甲斐嘉晃 2018 オニダルマオコゼ(オニダルマオコゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 219.

最終更新日:2021-03-05 ハリリセンボン

生態

生息環境

沿岸のサンゴ礁・岩礁域に生息し、岩などに擬態している。砂底・砂泥底でも見られる。

足で踏みつけないように注意が必要である。

参考文献

  • 甲斐嘉晃 2018 オニダルマオコゼ(オニダルマオコゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 219.

最終更新日:2021-03-05 ハリリセンボン

関連情報

その他

沖縄地方では刺身や唐揚げで食される高級魚である。

参考文献

  • 甲斐嘉晃 2018 オニダルマオコゼ(オニダルマオコゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 219.

最終更新日:2021-03-05 ハリリセンボン

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