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カナガシラ(Lepidotrigla microptera)の分類 Triglidae
カナガシラ(Lepidotrigla microptera)の概要 Lepidotrigla

カナガシラ(Lepidotrigla microptera)

【 学名 】
Lepidotrigla microptera Günther, 1873

基本情報

大きさ・重さ

体長:23 cm(通常 20 cm)

参考文献

  • 柳下直己 2018 カナガシラ(カナガシラ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 220.

最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン

分布

北海道~九州南岸の各地沿岸、瀬戸内海、朝鮮半島南西岸、渤海、黄海、済州島、東シナ海中部以北に分布する。

参考文献

  • 柳下直己 2018 カナガシラ(カナガシラ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 220.

最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン

分類学的位置付け

スズキ目 ホウボウ科 カナガシラ属

参考文献

  • 柳下直己 2018 カナガシラ(カナガシラ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 220.

最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン

人間との関係

旬は冬である。養殖や和食の食材や練り食品の原料とされる。

参考文献

  • 柳下直己 2018 カナガシラ(カナガシラ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 220.

最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

吻棘は1本のやや長い棘とその内側に並ぶ4~5本の微小棘からなる。胸鰭内面は通常赤橙~赤色で顕著な模様がないが、変異が多い。

参考文献

  • 柳下直己 2018 カナガシラ(カナガシラ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 220.

最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン

生態

生息環境

水深 20~100 mの大陸棚砂泥底に生息する。

参考文献

  • 柳下直己 2018 カナガシラ(カナガシラ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 220.

最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン

食性

魚類、エビ類、ヨコエビ類、アミ類などを食べる。

参考文献

  • 柳下直己 2018 カナガシラ(カナガシラ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 220.

最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン

ライフサイクル

1歳で体長約 10 cm、2歳で約 15 cm、3歳で約 19 cm、4歳で 20~21 cm、5歳で約 23 cmになる。

参考文献

  • 柳下直己 2018 カナガシラ(カナガシラ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 220.

最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン

産卵

産卵期は陸奥湾で5~8月、瀬戸内海で2~6月、山口県沖では2~5月、東シナ海・黄海・渤海の産卵盛期は5~6月である。

参考文献

  • 柳下直己 2018 カナガシラ(カナガシラ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 220.

最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン

種・分類一覧