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トクビレ(Podothecus sachi)の分類 Agonidae
トクビレ(Podothecus sachi)の概要 Podothecus

トクビレ(Podothecus sachi)

【 学名 】
Podothecus sachi (Jordan & Snyder, 1901)

基本情報

大きさ・重さ

体長:35 cm(通常雄 30 cm、雌 20 cm)

参考文献

  • 東海林明 2018 トクビレ(トクビレ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 354.

最終更新日:2021-03-01 ハリリセンボン

分布

北海道全沿岸、青森県~富山湾・朝鮮半島東岸中部~サハリンの日本海沿岸、青森県~福島県の太平洋沿岸、オホーツク海南部に分布する。

参考文献

  • 東海林明 2018 トクビレ(トクビレ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 354.

最終更新日:2021-03-01 ハリリセンボン

別名・方言名

ハッカク(北海道)

参考文献

  • 東海林明 2018 トクビレ(トクビレ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 354.

最終更新日:2021-03-01 ハリリセンボン

分類学的位置付け

スズキ目 トクビレ科 トクビレ属

参考文献

  • 東海林明 2018 トクビレ(トクビレ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 354.

最終更新日:2021-03-01 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

吻下面のひげは総状で前端が暗色を呈する。体は横断面が八角形で、体側に暗褐色雲状斑紋が並ぶ。性的二型が顕著である。雌に比べて雄の第2背鰭と臀鰭は非常に大きく、腹鰭がやや長い。

参考文献

  • 東海林明 2018 トクビレ(トクビレ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 354.

最終更新日:2021-03-01 ハリリセンボン

生態

生息環境

水深 20~269 mに生息する。

参考文献

  • 東海林明 2018 トクビレ(トクビレ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 354.

最終更新日:2021-03-01 ハリリセンボン

産卵

10~11月に産卵する。仔稚魚は表層を浮遊する。

参考文献

  • 東海林明 2018 トクビレ(トクビレ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 354.

最終更新日:2021-03-01 ハリリセンボン

関連情報

味や食感

北海道ではハッカクと呼ばれ、刺身や、鱗が付いたまま開き、身に味噌を塗って焼く軍艦焼きで賞味される。

参考文献

  • 東海林明 2018 トクビレ(トクビレ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 354.

最終更新日:2021-03-01 ハリリセンボン

種・分類一覧