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未同定
未同定
投稿者: 洞内深 (Shin Horauchi)
投稿日:2021/03/02
観察エリア:
茨城県
詳細情報
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観察日
2021/01/02
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性別
未選択
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天気
未選択
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環境
野生 -
生死
生体
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カメラ
E-M1
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CCライセンス
表示-非営利-継承
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成長状態
成体
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説明
比較的乾燥した荒地の石下から見つかった。標本ID: SP0233 プロピレングリコール液浸
同定ステータス
Mongoloniscus katakurai
累計同定数
1
1人が同定を提案しています
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同定の提案一覧
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同定者: 洞内深 (Shin Horauchi)
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分類
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同定の根拠
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1年前
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同定者: 洞内深 (Shin Horauchi)
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分類
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同定の根拠
布村 (2015)を参考に同定した。
腹肢の白体上に穴があることを辛うじて確認→ハヤシワラジムシ科。*他の選択肢では似た種にはならないようなので、この確認が間違っていることはなさそう。
体の断面は半球形で側面が特に平たくなることはない。頭部側縁前方への突出は弱い。背面の剛毛(noduli laterales)は側縁部に近いはずだが、画像・顕微鏡下どちらでも確認できなかった(光の当て方を工夫したが、どれがそうなのかよくわからなかった)。頭部前縁は角ばり、雄の第1腹肢外肢の先端にへこみがあることを確認した(最後の画像)。→ヒトザトワラジムシ属 Mongoloniscus
雄第1腹肢外肢先端には広く浅い湾入があり、コガタハヤシワラジムシ Mongoloniscus katakuraiに似ることから、一応本種と同定した。ただし、掲載されている図とはやや異なる。
今回みつかった個体群の外観は形態・色彩ともに萩原・吉田・島野 (編著) 塚本・前原 (著) (2019) に掲載されているヤマトハヤシワラジムシ種群 Mongoloniscus vannamei complex に非常によく似ているが、雄第1腹肢外肢の形は布村(2015)に掲載されているヤマトハヤシワラジムシのそれとは大きく異なっている。
参考文献
布村昇 (2015) 節足動物門 甲殻亜門 軟甲綱 ワラジムシ目(等脚目)pp. 997-1066 In: 青木淳一 (編著) 日本産土壌動物 分類のための図解検索 第二版. 東海大学出版.
萩原康夫・吉田譲・島野智之 (編著) 塚本勝也・前原忠 (著) (2019) 土の中の美しい生き物たち 超拡大写真でみる不思議な生態. 朝倉書店. 161pp. -
1年前
種・分類一覧
Mongoloniscus katakurai
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学名
Mongoloniscus katakurai -
記載者
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記載年