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同定済み
同定済
投稿者: SC
投稿日:2020/04/05
オキナワアマビコヤスデ
観察エリア:
沖縄県
詳細情報
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観察日
2019/12/28
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性別
未選択
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天気
曇り
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環境
野生 -
生死
未選択
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カメラ
Canon EOS 9000D
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CCライセンス
All rights reserved
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成長状態
成体
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説明
同定ステータス
同定の提案一覧
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同定者: SC
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分類
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同定の根拠
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2年前
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同定者: 洞内深 (Shin Horauchi)
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分類
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同定の根拠
私も最初は「日本産土壌動物 第二版: 分類のための図解検索」を見て本種はクロオキナワアマビコヤスデ Riukiaria falciferaだと考えていました。
しかしながら記載論文を見ると、
クロオキナワアマビコヤスデ R. falcifera
と オキナワアマビコヤスデ R. pugionifera
は生殖肢の形態的差異が小さく、模式産地はどちらも沖縄島北部と考えられることから主観異名の関係にあると現状は考えています。どちらの種もVerhoeffによって同じ著作物中に記載されたものですが、この場合「国際動物命名規約 第4版 日本語版」の条 24.2.2 によれば
「(・・・一部省略・・・) もしくは複数の命名法的行為が同一著作物中か別々の著作物中かにかかわりなく同一の日付で公表された場合、それら学名もしくは行為の優先権は、第一校訂者によって固定される。ただし、条24.1が適用される場合はこの限りではない。」
とあります。
また、
篠原圭三郎 (1977) Riukiaria属の最評価. Acta Arachnologica, 27: 115-119.
にfalciferaがpugioniferaの主観異名として扱われていることを確認しています。
これらを踏まえてどちらが優先されるか考えてみると、篠原氏が第一校訂者となり、pugionifera に優先権が与えられるものと思います。 -
2年前
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同定者: SC
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分類
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同定の根拠
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2年前
種・分類一覧
Riukiaria pugionifera(オキナワアマビコヤスデ)
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学名
Riukiaria pugionifera -
記載者
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記載年
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和名
オキナワアマビコヤスデ